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イギリスのパン

イギリスのパンは大別して、蓋なしの食パン型に入れて焼くローフという大型パンと、型焼きしないロールという小型パン、そしてバンズやスコーンのような特殊なパンに分けられます。

イングリッシュブレッド
English bread
蓋なしの食パン型に入れて焼いた山形食パン(イギリスパン)のことです。
入れる生地の数によって、一山、二山、三山になります。
ショートブレッド(
Short bread
ショートブレッドは、薄力粉、砂糖、バターだけで作るシンプルなイギリスのクッキーです。
400年も昔にスコットランドで生まれたこのお菓子は、結婚式や新年のお祝いに焼かれていましたが、今では一年中食べられるとてもポピュラーなお菓子となりました。
ショートは「もろい」「ぼろぼろ」といった意味で形は円形に焼いたり、長方形に切って焼いたりと様々です。
クラシックな円形は太陽をイメージしたものだと言われています。
簡単に作れて、紅茶との相性は抜群ですし、発酵バターを使うと風味もまた格別です。
イングリッシュマフィン
English Muffin
イギリスの伝統的な朝食用のパンで、円筒形の専用の型に入れて焼きます。
少し若めで焼き終わり提供するときは、再度焼きなおしてフォークとナイフで横半分にカットして、バターやジャムをサンドしたり ハムやスクランブルエッグをサンドして食べられます。
スコーン
Scone
イギリスのアフタヌーンティーには欠かす事のできないビスケットです。
スコットランドの伝統的なビスケットとして生まれました。
外側がさくさくとして、中身はほくほくとした食感を持ち、ナイフで横半分にカットして好みのジャムたクリームをつけて食べられます。
サンドイッチ
Sandwich
サンドイッチが生まれたのは18世紀(1760年頃)と言われています。
イギリスのトランプ好きなサンドイッチ伯爵が、トランプの最中に手を汚さず、手軽に食べられる物は無いかと思い、考えたものだと言われています。