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フランスの料理パン

フランスのパンは、小麦粉、塩、イースト、水の4つの材料で作ったものが主流です。
日本ではバゲットやバタールなどを総称として「フランスパン」と呼んでいますが、フランスでフランスパンと言っても通じません。
基本的には、それぞれ個別の名前で呼びます。

カスクルート(カスクート)
Casse-Croute
フランスではフィセルやバゲットのような細長いパンを横半分に切り、ハムや野菜やチーズを挟んで食べられています。
最近ではホワイトブレッドを使った三角サンドも多くなってきたようですが、フランスのサンドといえばやはりカスクルートが大半で作りたてはとても美味しいものです。
カスクルートとは本来軽食の意味ですが、日本ではフランスパン等のハード系のパンで作ったサンドイッチを総称してカスクルートとよんでいます。
シュープリーズ
Surprise
「驚き」という意味でビックリサンドとも言われています。
大型のカンパーニュをくりぬきその中味のパンを使ってハムやサーモンやチーズやパテ類をはさんで、サンドイッチを作ります。
そしてそのサンドイッチを再びくりぬいたパンに戻して蓋をします。
つまりパン自体を容器にした大型のサンドイッチのことです。
フランスではパンのふたに細工を施したり、オアン自体を色々な形に作って、パーティーの一品として、またピクニック用によく使われています。